なぜグローバリズムで日本は不幸になるのか?」…なぜ「移民毎年20万人受け入れ」は亡国なのか?





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       ロシア政治経済ジャーナル No.1267


                         2015/9/30


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今日は、「なぜグローバリズムで日本は不幸になるのか?」
です。

中学生でも理解できるよう、解説します。







全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


前号では、「共産主義だったロシアが、『グローバル化』『新自由
主義』『市場原理主義』的改革をしたら、メチャクチャになった」
という話をしました。

それで、私は「反グローバリズム」なのです。

ソ連時代は「あまりにも貧しかった」ことも知っていますので、
「反共産主義」でもあります。



ところで、「グローバリズム」の何が問題なのでしょうか?

これ、冷静に考えれば、中学生でもわかるんです。

以前「新潮45」に掲載された私の記事から、転載します。


【転載ここから▼】


<▼グローバリズムとはなにか?


はじめに、「グローバリズムとはなにか?」をはっきりさせておこ
う。

グローバリズムは、地球を一つの共同体とみなし、世界の一体化を
進める思想である。

漢字にすると「地球主義」。

そして、グローバリズムを進める現象を、「グローバリゼーション」(
グローバル化)とよぶ。

グローバル化とは、具体的にどういうことなのか?

「物、人、金、情報などが、国境に邪魔されることなく、自由に行
き来できるようにすること」

このように考えると、「すっきり」する。

関税をなくし、「物」が自由に行き来できるようにするのは、「グ
ローバル化」である。

国境に制限されず、「人」がどこに住み、どこで働くか自由に選択
できるようにするのは「グローバル化」である。

企業が、母国からが外国に出て、自由に「金」を投じ、利益をあげ
るために現地の人を雇えるようにするは「グローバル化」である。

以下、私が「グローバリズム」「グローバル化」というとき、この
ような意味であると理解していただきたい。




▼「人」と「金」の動きには、「法則性」がある



一見「美しく」思えるグローバリズムの危険性を知るためには、
「人」と「金」の動きの「法則性」を知っておく必要がある。


まずは「人」から。

人には、「賃金水準の低い国から、高い国に移動する」という
「法則性」がある。

たとえば、世界中の貧しい国の人は、豊かな米国に移住するこ
とを目指す。

中東やアフリカの人は、欧州への移住を目指す。

東欧の人は西欧に移動しようとする。

私の住むモスクワは、旧ソ連でもっとも繁栄している都市である。

そのため、旧ソ連で貧しい中央アジア、コーカサス諸国から、移
民が殺到している。


次に「金」。

「金」(特に直接投資)は、「賃金水準の高い国から低い国に移
動する」という「法則性」がある。

だから、日本、欧米の国々は、こぞって中国に投資してきた。

最近では、中国の賃金水準が高くなったので、インドネシア、ベ
トナム、バングラディッシュ、インドなどに、移るケースが増え
てきた。


私が「グローバリズム教」に反対しているのは、この二つのシン
プルな法則に、「負の側面」があるからだ。




▼日本を衰退させた「グローバル化」



まず、「金」の動きを見てみよう。

日本経済の繁栄は、80年代で終わった。

90年代初めにバブルがはじけ、以後「暗黒の20年」に突入してい
った。

国内総生産(GDP)は2010年、2位の座を中国に奪われた。

一人当たりGDPはもっと悲惨で、2位だったのが、2013年には
24位(!)まで転落している。

サラリーマンの平均年収は1997年467万円だったが、2012年には
408万円まで、59万円も減少。

つまり、日本のサラリーマンの年収は、毎年平均4万円弱ずつ減
っているのだ。

さらに、就労者における非正規社員比率は38%。

そして、非正規社員の平均年収は168万円。

数字で見ると、日本の衰退は誰にも否定できない。



さて、バブルが崩壊した90年代初めから、日本では何が起こ
ったのか?

そう、日本企業が、賃金水準の安い外国(特に中国)に生産
拠点を移したのだ。

賃金水準が10分の1、20分の1の国にいけば、製造原価は激減
し、利益率は逆に激増する。

もちろんこれは、企業復活のきっかけになる。

しかし、同時に日本国内で起こることも理解しなければなら
ない。

A社が中国に生産を移し、1000人の中国人を雇った。

このとき、日本では1000人の雇用が失われたことになる。

A社は、現地法人を設立し、中国で法人税を払うため、日本
の税収は減る。

リストラされた1000人は、所得税を払わなくなるので、日本
の税収はさらに減る。

国は彼らに失業手当を払うので、日本政府の支出は増加する。

このように、企業が外国に移ると、日本国は、失業増、税収
減、支出増、消費減、所得減など、多くのネガティブな影響
を受ける。

これが、実際には、1000人どころではなく、もっともっと巨
大な規模で起こった。

日本の主要企業のほとんどすべてが、中国をはじめとする外
国に生産拠点を移した。

その行為は、「企業生き残り」のために仕方なかっただろう。

しかし、事実として、日本を衰退させる結果になったのだ。

別の言葉で、「金と企業の『グローバル化』」が日本を衰
退させた」といいかえることができる。




▼なぜ「移民毎年20万人受け入れ」は亡国なのか?



日本政府が現在の方針をおしすすめれば、日本国民は「さらなる地
獄」を見ることになるだろう。

90年代から現在まで、日本企業の「グローバル化」が進んだ。

要するに、とても多くの企業が、「安い労働力」を目指して、外国
に出て行った。

しかし「人」の「移動」の「グローバル化」は、まだ行われていな
い。

ところが、安倍内閣は、いよいよ「人の移動のグローバル化」に着
手しようとしている。

「移民受け入れ毎年20万人政策」のことである。

「人には、『賃金水準の低い国から、高い国に移動する』という
『法則性』がある」と書いた。

仮に人の行き来、特に労働者の行き来が自由化されたとき、アジ
アの貧しい国々の人は、どこを目指すだろうか?

それを知るためには、「一人当たりGDP」を見ればいい。

日本の一人当たりGDPは2013年、38491ドル。

世界では24位だが、アジアではシンガポールについで2位である。


中国は、6747ドルで、日本の約5.7分の1。

日本が「働きに来てください!」といえば、中国人が大挙して
やってくるに違いない。

外国に移った企業が日本国に打撃を与えたように、ここでも大
きなネガティブ面があることを無視できない。

考えてみて欲しい。

毎年20万人の「激安労働力」が、日本の労働市場に投入される
ことを。

これは当然、強力な「賃下げ圧力」になる。

外国人が面接に来て、「私、月10万円で喜んで働くよ」という。

日本人が来て、「最低18万円は欲しいです」という。

どっちが採用されるか、明らかだろう。

それでも日本人が働きたければ、当然「外国人と同じ賃金条件
で」ということになる。

こうして、年収168万円の非正規社員の年収は、さらに激減す
ることだろう。

さらに無視できないのが、「日本人失業者の増加」である。

日本の失業率は現在、3.5%。

すでに移民を大量に入れている欧州の失業率は、10.4%である。

日本も、移民を大量に受け入れることで、自国民の失業者をど
んどん増やす結果になるだろう。

「人」(特に労働者)の移動の「グローバル化」は、冗談では
なく「亡国」の道なのだ。




▼「TPP」で日本の農業はサバイバルできるか?



最後に「物」の流れの「自由化」「グローバル化」について触れて
おこう。

これを進める最近の政策は、「TPP」である。

もちろん「TPP」はそれだけではないが、ここでは「物」の流れ
の「自由化」、特に「農産物」にしぼる。

まだどうなるかわからないが、「TPP」で「農産物の関税撤廃」
が決まればどうなるだろうか?

特にコメの関税の大幅な引き下げを認めさせられる事態になったら
どうなるだろう?

二つの要因で、日本のコメ農家は外国に勝てない。

一つは、農家一戸あたりの耕地面積。

日本の平均は、2.27ヘクタール。

これは、オーストラリアの1300分の1(!)でしかない。

米国の75分の1。

欧州と比べても6分の1。


もう一つは、人件費。

ベトナムは、コメ生産で世界5位だが、一人当たりGDPは1901
ドルしかない。

これは、日本の20分の1である。

コメ生産世界2位インドの一人当たりGDPは、1504ドルで、日
本の25.5分の1。

当然、コメの値段に、圧倒的差がでる。

こういうと必ず出てくるのは、「日本のコメは断然おいしいか
ら、大丈夫!」という主張だ。

これは、90年代「中国製品は安かろう、悪かろうだから、日本
の脅威ではない」と楽観論を語っていた評論家の主張に似てい
る。

確かに、日本のコメはうまい。

しかし、それは、「外国人が作れない」ことを意味しない。

日本市場が完全に開放されたとしよう。

外国農家は、「おいしい日本米の作り方を教えてください」と、日
本の専門家を招待し、技術指導を受けないだろうか?

あるいは日本の進んだ農家(あるいは企業)が、人件費の安いベト
ナムやインドで「現地生産」し、それを「逆輸入」して大もうけし
ようと思わないだろうか?

日本の製造業がそうであったように、日本の農業が「空洞化」する
可能性もあるのだ。

「別に外国製でも、うまいコメが安く食べられればいいのでは?」

こういう意見も出るだろう。

しかし、こと「食」に限っていえば、そう単純ではない。

皆さんは、08年に世界的食糧危機が起こったことを記憶しておら
れるだろうか?

食糧の価格暴騰と不足から、ブルキナファソ、カメルーン、セネ
ガル、モーリタニア、コートジボワール、エジプト、モロッコ、
メキシコ、ボリビア、イエメン、ウズベキスタン、バングラディ
ッシュ、パキスタン、スリランカ、南アフリカ等で暴動が発生し
た。

もっと驚くべきことに、コメ生産世界2位インド、3位インドネシ
ア、4位バングラディッシュ、5位ベトナムが、コメ輸出を「禁止」
した。

1位中国は、禁止しなかったが、厳しい輸出制限を導入した。

この年、日本の食糧価格は高騰したが、大きな混乱はなかった。

なぜか?

そう、日本のコメ自給率は、ほぼ100%だからである。

「TPP」でコメ農家がほぼ全滅したとしよう。

08年のような世界的食糧危機が起これば、日本でもやはり深刻な
事態が生じることだろう。

何があっても国民が飢えないだけの食糧供給力を維持しておくこ
とは、国の安全保障上、絶対必要なのである。


以上、三つの例を挙げ、「グローバリズム教」が「亡国の邪教」
であることを解説した。

いまだにあなたは、「なんと大げさな!」と思われているだろ
うか?>

【転載ここまで▲】


いかがでしょうか?

「グローバリズム」に賛成の人も、一度立ち止まって熟考して
いただけるとうれしいです。

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発行者 北野 幸伯


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