パリ同時多発テロ~イスラム国の資金源









【RPE】★パリ同時多発テロ~イスラム国の資金源

RPE Journal==============================================



       ロシア政治経済ジャーナル No.1297



                      2015/11/17


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「パリ同時多発テロをやった!」と犯行声明を出した
「イスラム国」。

資金や武器は、どこで入手しているのでしょうか?


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。




「パリ同時多発テロ」で、再び注目されることになった「イスラム
国」。


「イスラム国の資金源は?」

「武器はどこから?」


といった質問がたくさん届いています。

今回は、これについて考えてみましょう。



▼「イスラム国」について、知っておくべき「二つの基本」



まず基本をおさえておきましょう。

これ、知らない人には結構衝撃なのですが。

知らないと話が先に進みません。


「イスラム国」について知らなければならない「二つの基本」
はこちらです。


1、「イスラム国」は、「元アルカイダ系」である。

アルカイダ。

説明する必要もないですが、「9.11」を起こしたとされる組織。

アメリカ「最大の敵」とされていました。


2、「イスラム国」は、「元シリア反体制派」(反アサド派)で
ある。

なぜこの二つが「衝撃」なのか?

だって、アメリカは、「反アサド派」を支援してますよね?


で、「反アサド派」の中には、「アルカイダ系」の「イスラム
国」もいた。

アメリカは、「9.11」を起こしたとされる「アメリカ最大の敵」
を含む勢力を支援し、アサドと戦わせていたのです。


「トンデモ、トンデモ、トンデモ~~~!!!」



新規の読者さんから、そんな怒りの声が聞こえてきます。

では、証拠をお見せしましょう。


皆さん、「目を皿のようにして」次の記事を熟読してください。

「反アサド派が仲間割れしていたが、仲直りした」という記事で
す。

2013年9月21日 AFP-時事から。




<シリア北部の町占拠、反体制派とアルカイダ系勢力 対立の背景

トルコとの国境沿いにあるシリア北部アレッポ(Aleppo)県の町、
アザズ(Azaz)で18日に戦闘になったシリア反体制派「自由シ
リア軍(Free Syrian Army、FSA)」と国際テロ組織アルカイダ
(Al-Qaeda)系武装勢力「イラク・レバントのイスラム国(Islamic
State of Iraq and the Levant、ISIS)」が停戦に合意したと、
イギリスを拠点とするNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory
for Human Rights)」が20日、明らかにした。>([AFP=時事])



字がつまっているので、分解してみます。

欧米が支援していた(いる)「反アサド派」。


「自由シリア軍」



アルカイダ系
~~~~~~~~~~~~


「イラクとレバントのイスラム国」(ISIS)


が「停戦に合意した」とあります。

ここで、上に書いた二つのことが証明されます。


1、「イスラム国」は、「アルカイダ系」である。


2、「イスラム国」は、欧米が支援した「反アサド派」に属してい
た。


この記事は2013年9月。

思い出してみると、2013年8月、オバマは、「シリア(アサド政権)
を攻撃する!」と宣言した。

しかし、翌9月、シリア攻撃をドタキャンした。

この時期、「イスラム国」は、欧米が支援する「善の反アサド派」
に属していたのです。

だから、「イスラム国」は、もともと「欧米からの支援で強力に
なっていった」のです。



▼「イスラム国」を太らせたのは誰だ!?



2010年から、「アラブの春」という革命運動が、中東、北アフリ
カで盛んになっていきました。

2011年、その波は、シリアにも及びます。

シリアで内戦がはじまった。

この時、シリアに海軍基地をもつロシアと、イランはアサド現
政権を支持しました。(いまもしています。)

一方、欧米は、逆に「反アサド派」(イスラム国も含む)を支
持しました。

支持しただけでなく、「支援」したのですね。

金と武器。



この勢力図ですが、もう少し詳しくみてみましょう。

「イスラム国」について読んだ本の中で、もっとも詳しかった
のは、こちら。




●「イスラーム国」アブドルバーリ・アトワーン著

(集英社インターナショナル)

(詳細は→ http://tinyurl.com/ocukr5r  )



この本(202p)によると、「反アサド派」を支援した国は11か国。


すなわち、

アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、

トルコ、サウジアラビア、ヨルダン、エジプト、アラブ首長国連邦、
カタール


欧米以外は、「スンニ派イスラム教」の国々です。

アサドを支援するイランは、「シーア派」。

シリアは、「スンニ派多数」ですが、アサド自身は「シーア派」
の一派とされる「アラウィー派」。

つまり、「スンニ派」と「シーア派」の対立も深くかかわって
いるのですね。

この本によると、「反アサド派」をもっとも多く支援したのは、
「サウジアラビア」「カタール」となっています。



<サウディアラビアとカタールが革命勢力に資金、武器支援を
行った。

『ニューヨーク・タイムス』は、二○一二年一月、カタールが

武器を貨物機に載せてトルコに運び、革命勢力に供与していた
と報じた。

サウディアラビアも軍用機でミサイルや迫撃砲、機関銃、自動
小銃をヨルダン、トルコに運び、

シリア国内に送り込んでいた。

非公式の情報に基づけば、サウディアラビアは五○億USドル

(約六一五○億円)を、武器支援などのシリア反体制派支援に

に費やしたという。>

(203~204p)


これは、アメリカの支持、あるいは黙認のもとで行われたことでし
ょう。

こうして、当時欧米+スンニ派諸国が支持、支援する「反アサド派」
に属していた「イスラム国」は、強力になっていったのです。


普通の人たちは、こういう背景を知らないので、

「なんかイスラム国って突然出てきて、あっという間にイラクとシ
リアの広大な地域を支配して。

いったいなんなんだ????」

と不思議に思うのです。


さて、2013年9月、アメリカは、「シリア・アサド政権攻撃」を
中止。

「化学兵器破棄」を条件に、アサド政権の延命に同意します。

さらに、オバマは宿敵イランとの和解に動き、2015年7月の「核
合意」にむかっていった。

サウジアラビアは、アメリカの変節に激怒。

両国の関係は、悪化しました。

そして、シリア、イランとの和解は、アメリカ、イスラエル関係
にも深刻な打撃を与えています。



▼「イスラム国」、現在の資金源



何度も書きますが、アメリカは2013年9月、「アサド政権攻撃」
をやめた。

「アルカイダ系」で「反アサド派」の一派だった「イスラム国」
は、独自の動きを強めていきます。


そして現在。

「イスラーム国」の著者アトワーンさんは、「イスラム国」が
「大きな脅威である三つの理由」をあげています。


1、「イスラム国」は経済的に自立している

彼らの収入源は?

イラク中央銀行から、5億ドルを強奪した。

石油販売で、1日200万ドルの収入を得ている。

支配地域の住民約1000万人から税金を徴収している。


2、「イスラム国」は武器を大量に保有している

なぜ?

イラクとシリア両国政府軍拠点を制圧し、アメリカ製、ロシア製
の武器を大量に鹵獲した。

2700を超える、戦車、装甲車、軍用車両を所有している。


3、「イスラム国」には、支配した地域を統治する能力がある


というわけで、「イスラム国」が資金と武器をもっているのには、
それなりの理由があるのです。



▼しかし・・・



しかし、「イスラム国」の進撃も、つづきそうにありません。


一つ目の理由は、9月30日にロシアが空爆をはじめたこと。

ロシアには、親ロ・アサドを守りたいという切実な動機があり
ます。

だから空爆も真剣。

一か月半の空爆で、アサド政権は、息を吹き返しました。




二つ目の理由は、「パリ同時多発テロ」です。

アメリカやフランスを含む「有志連合」には、なんやかんや
と、

「イスラム国を使ってアサド政権を倒したい」

という不純な動機がある。

それで、空爆もダラダラやっていた。

しかし、パリのテロで、もう少し真面目に「イスラム国」と
戦う必要が出てきました。


「イスラム国」は今後、かなり苦しい状況におかれることで
しょう。

とはいえ、彼らは、欧州を中心にひろがり、「テロ」を行う
ことでサバイバルをはかるでしょう。

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