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中国からの明らかな「脅威」にどう立ち向かうべきか




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┃日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信 ┃ http://www.realist.jp
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├ 2018年1月25日 中国からの明らかな「脅威」にどう立ち向かうべきか
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アメ通管理人です。

今回はお馴染み
メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』
( http://www.mag2.com/m/0000012950.html )
の北野幸伯さんの新刊
『中国に勝つ 日本の大戦略』
をご紹介致します。

まず、この本が画期的なのは、
明確かつ痛快に、
「日本最大の敵は、中国です。」
と言い切っているところです。

特に日本のメディアは、
この明白な事実を知ってか知らずか、
(もしくは、どこかの誰かに「忖度」しているのか)
意図的にボカシて報道しておりますが、
誤魔化すことなくシッカリと指摘されております。

しかし、北野さんは戦争を煽るような
好戦的な主張をされているわけではありません。
北野さんが力説するのは「大戦略」の重要性です。

本書の中で以下のように述べられております。

---
どんな行為でも、まず「心の中」からはじまります。

「気がついたら結婚してた」とか、
「知らないうちに離婚してた」
ということはまずありません。
「ある朝目が覚めたら起業していた」
という話も聞きません。

「戦争」も同様、まずある国の指導者の
「心の中」「頭の中」ではじまります。

彼(指導者)は、すぐに軍艦を送ったりせず、
「戦略」(=戦争に勝つ方法)を考えます。

次に、「情報戦」をしかけて敵国を「悪魔化」し、
「外交(戦)」によって、味方を増やし、敵 国を孤立させ、
必要があれば「経済戦」によって、敵国を弱体化させる。

そして相手が十分弱まったのを見て、
必要ならば「戦闘」を開始します。

しかし、できることなら
「戦闘」をしなくて戦争に勝てれば、
それがベストなのです。
---

さらに北野さんは「大戦略」について

---

「大戦略」でもっとも大事なのは、
「誰が敵で、誰を味方につけるか、はっきりさせること」です。

---

と述べておられます。

アメ通読者の皆さんでしたら、
既にピンと来ているかと思いますが、
これは「外交」のことです。

そして、「外交」と言えば、
やはりお馴染みの、あの世界的大戦略家
E・ルトワック氏が力説するのが
この「外交」の重要性。

この本では、リアリストたる北野さんらしく
随所にこのルトワック氏の話が引用されておりますが、
そのルトワック氏の論を受けて、

---
・「外交力」によって、有力な国々を
 味方につけることができた
 (そのために、イギリスは、大きな譲歩をしている)。
・外交を導く、確固たる「大戦略」があった。
---

と、イギリスの「譲歩」というポイントを
しっかりと捉えておられます。

ルトワック氏のベストセラー
「戦争にチャンスを与えよ」において、
以下のような記述があります。

---
「戦争にチャンスを与えよ」P.137
・イギリスの「忍耐力(ディシィプリン)」

歴史を振り返れば、アメリカは、
イギリスにとって野蛮で厄介な
「独立主義者」であった。
それでも彼らが最初に決心したのは、
「絶対にアメリカを離さない」ということだった。
何があってもl、英米の同盟関係は解消しない
と決心したのである。

実際にイギリス人は、
アメリカ人のひどい仕打ちを繰り返し受けた。
しかしイギリスは、それに黙ってじっと耐えたのである。

これが「忍耐力(ディシィプリン)」だ。
---

このルトワック氏の著書翻訳者である
おくやまさんによって、
「忍耐力」という絶妙な日本語訳
が与えられたおかげで、
この「discipline」ということが
大きなポイントであることがハッキリわかります。
現在の国際政治の状況を観ていても、
このイギリスの「忍耐」は、
随所に見られるのではないでしょうか。

そして、大英帝国の栄光を失ったとはいえ、
衰えたとはいえ、今でも世界に対して、
一定以上の大きな影響力を保っています。
それが「大戦略」を持つ国の強さ、
なのではないでしょうか。

そして、北野さんも以前から強調されているのが、
日本にとっての「アメリカとの同盟」の重要性です。

今回の新刊においても、
たくさんの文字数を割いて、
この点を力説されておりますが、
単なる「対米従属」を説いているわけでは
もちろんありません。

---
日米同盟は、日本人が思っているほど
強固なものではなく、
常に日本側から「アメリカを取り込む努力」
が必要なのです。

これは、「奴隷根性のアメリカ従属」
とはまったく違います。

なぜなら、理性的に考えて、
「アメリカを味方につけておくのが、
対中国で、もっとも効果的」
という結論になるからです。

これは、日本の「戦略的選択」なのです。
---

さて、北野さんは
どうしてここまで言い切れるのか?

それは、この『中国に勝つ 日本の大戦略』
をじっくりお読み頂けば、
十分に納得できると思います。

繰り返しになりますが、
北野さんは決して挑発的な論を
主張しているのではありません。

---
「日本は善い国なのか?悪い国なのか?」
ではなく、
「日本は、第二次世界大戦でなぜ負けたのか?」
を分析することです。

その上で、

「日本は、どうすれば勝てたのか」を考える。

そして、次に同じような危機に陥ったとき、
出来れば戦争を起こさない。

起こってしまったら、確実に勝利できる方法を考える。
---

これ以上、もうなにも言うことはありませんね。
ですが、最後にあと一つだけ・・・

---
「日本が勝つか、負けるかは、
私たち一人一人にかかっています。」
---

管理人@「アメ通」が
自信をもってオススメ致します。
北野さん新刊『中国に勝つ 日本の大戦略』
ぜひ、お手にとってお読み下さい。

「この本が、あなたと日本の力になることを、
 心から願っています。」(北野 幸伯)

(アメ通管理人)

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●「戦略」を「階層」で考えることがなぜ大事なのか?

●「国家」ついて「戦略の階層」で考えてみた。

●「戦略」に関する「前提」と「世界観」について

●「戦略」とはウソ。フィクションである。

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▼戦略を語れない人生は奴隷だ

戦略を語れない人生は奴隷である。
技術を制するのは高度な技術ではない。
例えば、米アップル社は高度な日本製に部品を組み上げ、
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戦術戦略の組み合わせと、
その世界観を達成したい執念こそが、技術を制する。

だからこそ、今、日本人は
「戦略の階層」を学ばなければならない。
そして、今回あらたに「戦略の階層2.0」を・・・

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