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【ロシア政治経済ジャーナル 】トランプープーチン会談の結果は???大局的に見れば、日本にとってもアメリカにとってもロシアにとっても、「良い結果」だったといえるでしょう。

RPE Journal==============================================



       ロシア政治経済ジャーナル No.1802


               2018/7/18


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★トランプープーチン会談の結果は???


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


トランプさんとプーチンさんは7月16日、フィンランドの首都
ヘルシンキで会談しました。

どうだったのでしょうか?



▼具体的な合意はなし



毎日新聞7月17日付を見てみましょう。



<米露首脳会談>核軍縮延長協議へ 具体的な合意事項なく

毎日新聞 7/17(火) 1:32配信

【ヘルシンキ高本耕太、モスクワ大前仁】トランプ米大統領と
プーチン露大統領は16日、フィンランドの首都ヘルシンキの
大統領公邸で会談した。

会談後の共同記者会見で、プーチン氏は2021年に期限を迎
える米露間の新戦略兵器削減条約(新START)の延長のた
めに協議する必要性を強調した。

首脳同士の直接対話が冷戦後最悪とされる両国関係の改善の契
機となるか注目されたが、具体的な合意事項はなく、トランプ
氏は「(関係改善に向けた)長いプロセスの始まりだ」と語っ
た。>



「具体的な合意事項はなく」だそうです。



<トランプ氏はロシアによる16年米大統領選への介入疑惑に
ついて、「長い時間をかけて協議した」と述べた。

だが、ロシア政府とトランプ陣営との共謀疑惑については「一
切ないことが分かっている。

(疑惑捜査が)核保有大国同士の外交に悪影響を与えている」

と主張。

プーチン氏も介入を改めて否定した。>(同上)



これは、「ロシアゲート」の話。

「ロシアゲート」とは?


1、ロシアが2016年のアメリカ大統領選挙に介入した?

2、トランプとロシアは、共謀した?

3、トランプがコミーFBI長官を解任したのは捜査妨害???


です。

1について、FBIは「間違いない」としています。

しかし、プーチンは一貫して否定し、今回も否定しました。


2の共謀疑惑については、捜査がつづいています。

トランプさんも、プーチンも改めて否定しました。



<プーチン氏によると、内戦が続くシリア問題、米国が離脱を
表明したイラン核合意についても協議。

トランプ氏は「多くの重大な課題を協議した。大変建設的で有
意義な会談だった」と強調した。>(同上)



アメリカとロシアは、シリア問題、イラン問題で対立していま
す。

アメリカは、反アサド派を支援し、ロシアは、ずっとアサドを
支援している。

そして、シリアでは、ロシアが圧倒的に勝っている。

アサドがサバイバルし、シリアのほとんどの支配権を回復して
いるのがその証拠。


イランについては、トランプさん、「核合意」からの離脱を宣
言しました。

なぜかというと、トランプの親友ネタニヤフ・イスラエル首相
に頼まれたからです。

(イランは、イスラエル最大の敵である。)

オバマさんは、中東に関心がなく、イスラエル、サウジとの関
係をぼろぼろにした。

しかし、トランプさんは、両国との関係を改善させました。

「イラン核合意離脱」については、正直アメリカは孤立してい
ます。

ロシアだけでなく、イギリス、フランス、ドイツ、中国、もち
ろんイランが「合意維持」を宣言している。

最近トランプさんは、「イランから原油を輸入する国には制裁
を科す」と宣言していますが。

メチャクチャですね。


とにかく、米ロは「シリア問題」「イラン問題」で立場が違う。

ヘルシンキで会った後も、二人の立場は変わらなかったと。



<ロシアによるクリミア半島編入を米欧諸国が違法と批判する
ウクライナ情勢では双方に譲歩の余地がなかったようだ。>

(同上)


米ロ最大の問題は、これでしょう。

アメリカが、ロシアのクリミア併合を認めないまでも黙認し、
制裁緩和に動けば大事件です。


結局、米ロ首脳会談の結果をまとめると、


「核軍縮問題、選挙介入問題、ウクライナ問題、シリア問題、
イラン問題など

いろいろ話したが、具体的な成果はなかった」


となるでしょう。



▼それでも会談は成功



米ロ関係は、2014年3月のクリミア併合以降、ほぼ一貫して悪
化しつづけている。

トランプとプーチンが会っても、いきなり具体的成果がでる
はずありません。


では、米ロ首脳会談は失敗だったのでしょうか?

そうともいえないでしょう。


成果は、トランプもプーチンも、「米ロ関係を改善させる!」
という意志を示したこと。


アメリカから見ると、ロシアとの関係改善は、「戦略的」に意
味があります。

結局、世界に大国は三つしかありません。

すなわちアメリカ、中国、ロシアです。

アメリカは、経済力でも軍事力でもナンバー1。

中国は、経済力、軍事費、共にナンバー2。


ロシアは、アメリカに匹敵する核超大国である。

しかし、経済力(GDP)に関しては、世界12位で韓国の下。

軍事費は世界3位につけています。


こう見ると、世界で起こっているのは、「米中覇権争奪戦」で
あることがわかる。

そしてどっちが勝つかは、「ロシアの動向に大きく左右される
」ことがわかるでしょう。


米ロが一体化すれば、中国に勝ち目はありません。

逆に、中ロの一体化がますます進めば、アメリカの覇権はあや
うくなります。



ロシアにとってのメリットは?

トランプといい関係を築けば、少なくとも「追加制裁」の可能
性は減るでしょう。

アメリカは、今年になってからも、制裁を強化しつづけている。

(たとえば、スクリパリ暗殺未遂事件の後、アメリカは、ロシ
ア外交官60人を追放した。)



今回の会談は、制裁のさらなる強化を止める効果があるでしょ
う。

そして、米ロ関係がよくなると、「制裁破り」もしやすくなり
ます。

例えば米朝首脳会談の後、「中朝貿易が活発になっている」と
いう話を聞きますね。

これは、「制裁破りをしても、アメリカは、黙認するだろう」
と考えているからそうなる。

米ロ関係についても、同じことがいえます。



▼米ロ関係改善は、日本にとっても朗報



これ、すでに100万回書きました。


中国は、アメリカ、ロシア、韓国と共に「反日統一共同戦線」
をつくろうとしている。

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中国の戦略は、

・日米関係を破壊する

・日ロ関係を破壊する

・日韓関係を破壊する


です。

ですから日本の戦略は、

・日米関係を、ますます強固にする

・日ロ関係を、ますます強固にする

・日韓関係を、ますます強固する


である。

これ感情的に「イヤだ!」と思っても、「また孤立して敗戦」
したくなければ、やるしかないのです。


そして安倍総理は、アメリカ、ロシア、韓国と仲良くしている。



しかし、アメリカとロシアの仲は悪い。

だから、日本、アメリカ、ロシアで、「中国包囲網を形成」と
いう話にならない。


アメリカとロシアが和解すれば、日米ロの仲は良好となり、そ
れだけで、中国は動きにくくなります。


中国が尖閣を奪おうと思えば、


1、アメリカは、日本防衛に動くよね

2、ロシアは、中立だよね


こういう「見通し」であれば、中国はうかつに行動できないの
です。

逆に、ドゥテルテさんのように、感情に任せてアメリカとの関
係を破壊すれば、

中国は、遠慮なく侵略してきます。

哀れフィリピン。

いまではドゥテルテさん、「フィリンピンは中国の省になって
もいい」などと宣言しています。


日本もよほど気をつける必要があります。


というわけで、「具体的成果がなかった」米ロ首脳会談。

しかし、大局的に見れば、日本にとってもアメリカにとっても
ロシアにとっても、「良い結果」だったといえるでしょう。

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09年9月、アメリカに嵌められたロシア・ベド大統領は、プ
ーチン首相を解任した。

命の危険を感じたプーチンは、日本に政治亡命する。

日本柔道界に保護され、稽古に励むプーチン。


しかし、日本政界は、彼を放っておかなかった。


行列をなして彼のもとへ訪れる日本の政治家たち。


その中に、再起を誓う矢部元首相の姿があった。

プーチンは、90年代アメリカの属国だったロシアを、どうや
って「自立」させることに成功したのか?


懇願する矢部に 、ついにプーチンは口を開き、その「秘密」
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・核兵器を保有すれば、日本は自立できるのか……?

さて、首相に返り咲いた矢部は、はたしてプーチンの秘
策に従って「日本自立」を成し遂げられるだろうか……?

この本を読み終えたとき、あなたは「日本自立」までの
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●Kさまからのメール


ロシアの北野さま

長崎県内に住んでおりますKと申します。いつも貴重な情報をご提供いただき、有り難くメールを拝読しております。
素朴な質問ですが、
中国の沖縄への工作の話は、他県についてはどうなのでしょうか。

原爆が落ちた長崎。
兵器工場(現在は長崎大)や、カトリックの拠点、浦上に投下された原爆。実態はプロテスタントを含めた他教に排他的なカトリック。
平和公園には共産国のモニュメントが並び、沢山の離島をかかえ、
最近、隠れキリシタンの世界遺産登録が報じられました。

ここは400年前大村藩の時代に、キリスト教の宣教師(イエズス会)が信者に神社仏閣を壊させて、中世以前の歴史を失った、全国でも珍しい土地。(イエズス会により奴隷貿易も行われていた土地)

現在、神社仏閣への公費投入にはアレルギーがあるのに、隠れキリシタンの顕彰にはあっさり、公的資金が使われています。

一方で軍事的には、
米軍基地や、自衛隊の集中する土地です。
戦前は軍艦や零戦の海軍工廠がありました。

戦後直ぐは占領軍の方針により離島への産業振興が控えられたため、危機感を感じていた長崎県選出の国会議員の働きかけにより、主権回復後直ぐに離島振興法が成立しています。

長崎市長は二代続けて銃撃事件に遭い、前市長はお亡くなりになりました。

以前、県内自治体の会議を、韓国(や中国?)で友好の名目で開催。

中国の孫子の兵法の影響か、騙してでも勝つという、汚い慣習の横行する長崎市内の大組織。市外出身者からも評判が良くない。

対馬や長崎市で、住民でない者も政治参加できる条例が成立。

偶然なのかもしれませんが
以前から気になっていました。

北野さま
沖縄ほど深刻ではないと思いますが
西端の長崎はどうなのでしょうか。




↓●編集後記へ
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★★★【北野幸伯の本】


【6刷決定!】【アマゾン(社会・政治部門)1位!】


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<プーチン本はいろいろ出ているが、これが独特で面白い。>

(立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)


「100年に1度の大不況」はプーチンのせいで起こった?!

今明かされる驚愕の裏真実!(証拠つき)

2003年、フセイン政権を打倒したアメリカは、次にロシアの石油利
権獲得を目指す。

ユダヤ系新興財閥ホドルコフスキーから、ロシア石油最大手「ユコ
ス」買収の約束をとりつけることに成功したのも束の間。

プーチンはホドルコフスキー逮捕を命じ、ロシアの石油をアメリカ
に渡さない決意を示した。

しかし、ホドルコフスキーの後ろには、ロスチャイルド家、ネオコン
の首領チェイニー米副大統領が・・ 。(証拠つき)

こうしてプーチン率いるKGB軍団と世界の支配者の壮絶な戦い
が開始された。

08年のロシア-グルジア戦争でピークに達した米ロの争い。

なぜ両国は和解し、関係を「再起動」することに合意したのか?

プーチンとメドベージェフの対立。

そして、プーチンを裏切ったメドベージェフの背後にいた勢力とは?

大統領に返り咲いたプーチンは、どのようにアメリカに「とどめを
刺す」のか?

豊富な資料と証拠で、あなたの世界観を一変させる真実の書。

「洗脳マトリックス」の心地よいぬるま湯につかっていたい方は、
決して読まないでください。危険です。



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↓●編集後記へ
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★編集後記


ほぼ35年ぶりに、まともなメガネを買いました。

「世界はこんなに美しかったのか!」という感じ
です。


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こちら→ tjkitanojp●yahoo.co.jp 


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これを@にかえてお送りください。



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1、メール多数で、ほとんどお返事できませんが、すいません。
しかし感謝して読ませていただいております。

2、いただいたメールは掲載させていただくことがあります。匿名
希望の方はその旨必ずお書きください。

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■終戦直後の日本人引揚者を襲う朝鮮人たち…「竹林はるか遠く」

朝鮮人の男たちが、藪の中へ女の人たちを引きずっていくのを見たし、若い女性に乱暴しているのも見たわ(111頁)。

彼ら(朝鮮人)は悦楽を求めて人々の間をよろよろ歩き、そして娘たちを見つける度に外へ引きずり出した。たびたび女たちの悲鳴が響いた。(118頁)。

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■通州事件…盧溝橋事件発生から3週間後の1937年7月29日
北平(北京)東方の通州で中国保安隊による大規模な日本人虐殺事件が発生した■


夫を生きたまま腹を切り裂き…「これはおいしいぞ、日本人の腸だ、焼いて食べろ」…そうして、その妻である妊婦の腹を切り裂き胎児を取り出す。

それはこの男の人の頭の皮を学生が青竜刀で剥いでしまったのです。
頭の皮を剥いでしまったら、今度は目玉を抉り取るのです。このときまではまだ日本の男の人は生きていたようですが、この目玉を抉り取られるとき微かに手と足が動いたように見えました。







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